エヴァンゲリオン肆話

エヴァンゲリオン第4話でシンジが彷徨った第3新東京市。2015年の世界では、14本からなる新型交通システムが網の目のように箱根を縦横する。シンジの逃走ルートは、元箱根温泉のある芦ノ湖湖尻付近の繁華街から「峠の茶屋」「大涌谷」「桃源台」、そして「乙女峠」あたりに至る芦ノ湖付近を彷徨っていたことになる。ちなみに相田シンスケが野営していた最終等着地点は、観光の一大名所「ススキの名所」。

これを現在の箱根町と照らし合わせると、思ったより逃走ルートが狭いことが分かる。
ジオフロントと呼ばれる人間以外の何者かによって造られたといわれる新円状の地下空洞の真上にある第3新東京市。中心は、現在のホテル大箱根付近で、北は金時山、南は九頭龍神社に至る直径6キロに及ぶエリアとなる。つまり、逃走していた割にはNERVのお膝元を行ったり来たり、グルグルと歩き回っていただけ。まるで見つけてくれと言わんばかりの徘徊、逃走ルートだ。尚、第四話で最後に出てくる場面は小田急線「箱根湯本駅」。しかしながら、当作品が放送された当時は、新設前の「旧・箱根湯本駅」であり、唯一エヴァンゲリオン世界で予想できなかったのは、その後「箱根湯本駅」が大改装したことであろう。1995年の時点で、20年後の2015年の世界を表現するのは困難である。

2011年10月26日

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